僕は2代目のロレックスに「エクスプローラー1」を選びました。それも現行の214270ではなく114270(Y番)を選びました。購入してから約1ヶ月が経ったので実際に使っていくなかで感じた点を簡単にまとめてみたいと思います。

良かった点

114270のオーナーとして良かった点を5つに分けて紹介させていただきます。

1. 負担のない軽さ

僕が114270を選んだ理由の1つに軽さがあります。114270は約100g。最新モデルは130g前後が多いので毎日着けても負担にならないサイズにしました。

結果としては大正解です。サブマリーナはしっかり着けている感がありましたがエクスプローラー1は良い意味で着けているのをすっかり忘れそうになります。

2. 扱いやすさ

エクスプローラー1に日付表示はありません。秒分時針のみの三針時計です。昔所有していたサブマリーナ (11610)は日付や回転ベゼルなど色々な機能が付いていて満足感は高かったのですが時間を調整する時間帯に制限がありました。

日付が切り替わる24時前後1時間に時間を調整すると故障の確率が上がるといった内容です。ロレックスにはデイトジャスト(24時丁度に日付が替わる)と呼ばれる機能が付いていますので少し慎重に使わなければなりませんでした。

機械式時計が生き物のようで楽しかった記憶もありますが、多機能さは故障しやすさと比例したりオーバーホール時の費用も膨らむ傾向があってシンプルなエクスプローラー1を選びました。36mmのケースサイズは究極の美しさです。

3. ユニークな遊び心

14270にはなくて114270にある唯一の装飾が、サファイアクリスタルガラスの6時位置に浮かび上がる「王冠マーク」の透かしです。昼間の太陽光がある時間帯なら見つけやすいですが夜間の室内では見つけるのにかなりコツがいります。

肉眼ではハッキリ見えない「王の紋章」的な存在がかなり好きです。もちろん光の当て具合では視認できますので知人との会話にもなったりして楽しいです。

一度でも見れば滅多に確認しませんが、存在している事実に意味がある訳です。

4. さりげない存在感

14270や114270の36mmケースはデカアツ系時計と比べると小ぶりです。しかしロレックスならではの繊細な輝きはアピールしなくとも袖口で目立ちます。

40mmケースが持っている存在感も好きですが、控えめなのに目立ってしまう隠しきれない美しさ(凛とした精悍さ)に本当の実力を感じてしまいます。言葉では表しづらいのですが36mmケースの独特な雰囲気に魅せられた1人です。

5. 意外と維持費が安い

14270から114270になってムーブメントがCal.3000からCal.3130へ進化。本体の中で動くパーツを支える部品が1本から2本になり衝撃に強くなりました。

普段から使っていて衝撃に強いと感じるシーンはありませんが、過去に時計を落下させて中のパーツが外れてしまった人も知っているので強い方が安心です。

耐久性が向上していると故障する可能性は低くなりますので長期間ずっと愛用するトータルで考えても維持費が上がりづらいと考えられます。ありがたいです。

また、三針時計はシンプルな構造なのでオーバーホールも基本料金が安いです。サブマリーナデイトは日付表示が付いている分ムーブメントの構造が複雑になっていたり、デイトナはストップウォッチ機能が付いてるのでさらに難解です。

エクスプローラー1は究極のシンプルさで飽きも来ないデザインなので売ったり買ったりしなくなるので色々考えてもコストパフォーマンスは高い気がします。

悪かった点

ここからは少し気になっている点です。

1. 過保護にしてしまう

時間を確認するたびに造形に見とれてしまいます。たまに時間を確認したはずなのに時計を眺めてしまい時間を確認し忘れる場面があります。これはもはやコントの領域ですが、なんというのか可愛すぎてつい大切に扱いすぎてしまいます。

これは我が子を大切にしすぎてしまう親心に近い感覚がありそうです。自分の腕で時間がずれないようチクタク動き続けてくれる健気さは愛くるしさ満点です。

2. 冬は意外と見えない

スウェットや長袖のシャツなど絞り込み(リブ)がついているタイプの洋服を着ていると服のなかにきっちり隠れてくれます。やはりアクセサリーなので人目に触れてナンボな訳ですが思いのほか寒い時期はしっかりと収まってくれます。

前にかがんだり、腕をまくったりそういったシーンであれば見えますが、半袖ではベルトに擦れキズが付きやすかったりするのでどちらにしても悩ましいです。

3. 時刻がずれる

機械式時計は毎日のコンディションで時間も数秒単位でずれていきます。もし寒くなったら進みすぎたり、暖かくなれば遅れたりとまるで生き物のようです。

どういった状況で使っているかにもよってずれ方は変わってきますが、機械式時計という構造上はそういった特徴があります。エクスプローラー1はクロノメーター認定なので最大1日1〜10秒まではずれる可能性があるとのことでした。

ただ、三針時計なのでズレても調整時間を気にせず再設定が可能です。リューズを緩めて軽く引っ張って秒針を止めた状態でリューズを回すのみ。電波時計を見ながら分針を回して時刻があったタイミングでリューズを押し込めば完了です。

リューズの閉め忘れには気をつけなければなりませんが、手順は本当にシンプルです。昔にサブマリーナを使っていた時は少しの間使わないと日付を合わして時刻調整をしていたのでその手間と比べるとエクスプローラーは超シンプルです。

まとめ

個人的には36mmというケースサイズが大好きです。ロレックスはサイズが控えめなモデルでも独特の輝きを放っているので意外と気づく人も多いです。

推しが弱いと言われればそう見えなくもありませんが、控えめなのに目立ってしまう『隠しきれない存在感』に魅力を感じます。甘い匂いの香水だって付けすぎずほのかにさりげなく香る距離感だからこそ「奥ゆかしさ」が見え隠れします。

ロレックスはどのモデルも非常に魅力的ですが、10年、20年とずっと安心して付けられる時計は少ないのかもしれません。エクスプローラー1はそんな特別な魅力を持っています。36mmの適度な存在感や絶妙な佇まいが素晴らしいです。

賢いオーバーホールサービスの選び方

機械式時計の修理専門店は種類が多すぎて依頼主が満足できる価格帯で対応してもらえるか不明なサービスも多いです。そのためトラブルなくスムーズに修理を進めようと思えば数々の修理専門店を比較した情報収集が必要となります。
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